2023.11.08(水)Jリーグシーズン移行に対する選手会意見
これまでの検討の中で、この議論は日本でのシーズン開催時期の最適化の問題と考えております。会員選手から最も多く寄せられた意見は、ファン、サポーターの皆さまにもっとハイレベルな試合をお見せしたく、日本の夏が厳しい気候になる中でも、年間を通じて試合クオリティを維持したい、ということでした。ACLや欧州シーズンと揃えることも意義があると考えております。
一方で、雪国対策を懸念する意見も出ております。Jリーグからは、これまでの12月から2月のシーズンスケジュールをベースにした案を検討されている旨説明を受けています。今後、12月または2月の試合が増えていく際に、ファン、サポーターの皆さんの観戦環境など、懸念される点がカバーされるのか継続した協議が必要と考えております。また、日本サッカー界の将来のため、雪国のサッカー振興を考えた施設整備などもJFAやJリーグに要望してまいります。その他、シーズンスケジュールや移行期につきましても、いくつか課題は残っていると考えております。
以上のことから、シーズン移行に関し、雪国対策などの重要な課題について、引き続きJFAやJリーグと協議することを前提に、JPFAとして納得できる解決策が見いだせるのであれば、基本的に賛成と考えております。今後、実現のために、前向きに議論を進めていきたいと思います。