2010.12.24(金)高木義成 理事(副会長)辞任のお知らせ
日本プロサッカー選手会は、12月22日、高木義成理事(副会長)からの理事(副会長)辞任のメールを受理いたしました。
これまで高木理事からは、若手選手や戦力外選手など、弱い立場にある現役選手の地位向上に関する意見をいただいておりました。ただし、当会は、日本代表選手、J1クラブ所属選手、J2クラブ所属選手、海外クラブ所属選手という立場の違う選手がおり、このような立場の違う全選手、また将来の選手の地位向上のために、日本代表条件、Jリーグのルール改善(移籍制度、紛争解決制度、肖像権管理制度)、トライアウトの改革、選手のセカンドキャリアの充実など、様々な活動を行っております。あくまで全選手のために活動している当会の方向性と高木理事の見解に相違が生まれていたため、当会は、これまで高木理事に対して、理解を求めてきており、12月21日にも、日本代表条件交渉に関する状況をお伝えしておりましたが、この度、高木理事から当会宛、メールにて、辞任の意思が伝えられたため、受理いたしました。
なお、日本代表条件に関する交渉については、本年5月に開催されました当会定時総会にて、代表委員会を設置し、日本サッカー協会と協議することを決議し、今年8月、9月に行いました全クラブ訪問時の代表経験選手ミーティングにて聴取された意見をもとに、当会代表委員会にて決められた方針にて協議してきております。日本代表条件に関する問題は、当会会員選手が、10年以上に渡って要望しているにもかかわらず、日本サッカー協会にて放置されている問題であり、当会は、日本サッカー協会に対して、引き続き、当会会員選手の要望を強く求めて参ります。