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2012.12.26(水)チャリティーサッカー2012 東北ドリームス vs JAPAN スターズ

JPFA(日本プロサッカー選手会)により東日本大震災の復興支援を目的とした「チャリティーサッカー2012」が26日に行われた。東北にゆかりのあるJPFA所属選手が集まった「東北ドリームス」と、海外組が中心となった「JAPANスターズ」が対戦し、試合はJAPANスターズが5-2で勝利した。

東北ドリームスの名波浩監督とJAPANスターズの小倉隆史監督や長友佑都(インテル)の挨拶、内田篤人(シャルケ)のロッカールーム内のレポートなど普段の試合ではないようなイベントも行われ、試合前から観客席からは多くの声援が飛んだ。

試合は序盤からJAPANスターズが押し込む展開で進み、8分には鈴木武蔵(新潟)が先制点。13分にはコーナーキックから播戸竜二(C大阪)が追加点を奪った。一方の東北ドリームスも大津祐樹(VVVフェンロー)のパスから東浩史(愛媛)が1点を奪い返す展開に。ゴール後のパフォーマンスではメンバー全員で「東北」の人文字を作り、スタジアム全体が笑い声で包まれた。

後半、JAPANスターズは高木善朗(FCユトレヒト)と乾貴士(アイントラハト・フランクフルト)のゴールでリードを広げるも、東北ドリームスも飯尾一慶(東京V)のゴールで1点を返すなど、多くのゴールが誕生。迎えた試合終了間際には宇佐美貴史(ホッフェンハイム)からのパスを、一線から身を引くことを表明した中山雅史(札幌)が右足を振り抜いて試合を締めくくった。

試合中にも長友の太鼓や内田の主審を始め、多くのパフォーマンスを選手たちが披露し、「チャリティーサッカー2012」に詰めかけたファン・サポーターにパワーを送った。

試合後、中山は「ゴールをとれるような動き出しはしたつもりだったが、周りの気の使い方が痛いほど分かった(苦笑)。やっぱりサッカー良いなと思いました。言葉ではなかなか表現しづらいと思いますが、喜んでもらえたなら、少しでも笑顔が生まれたなら、やって良かったなと思えるかな」とコメントした。

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