5月26日(日)、宮城県本吉郡南三陸町の志津川小学校で『2013JPFAサッカースクール in 南三陸』が行われました。この活動には大宮アルディージャから今井智基選手、高橋祥平選手、アルビレックス新潟から渡辺泰広選手とOB桜井直人さん、佐伯直哉さん、小林慶行さんが参加。FC南三陸スポーツ少年団、小泉サッカースポーツ少年団の小学1年生から6年生までの男女29人とサッカーを通じたふれあい活動を行いました。
南三陸は東日本大震災の被災地の中でも最も被害が大きかった地域の一つで、未だ復興には多くの時間が必要となっています。会場に向かう途中、赤い鉄骨だけになった防災対策庁舎が目に留まりました。3階建ての屋上まで津波が覆い、多くの人が命を落とした場所で、参加した選手、OBもお線香をあげさせていただき会場に向かいました。会場の志津川小学校は高台に位置しているため、直接津波の被害は免れましたが、現在グラウンドの半分が仮設住宅となっています。
《参加された子供たちへのメッセージ》
◎今井智基選手(大宮)
参加してすごく楽しかったです。僕も皆からたくさん元気をもらいましたので、皆もがんばってもっともっとサッカーがうまくなってプロを目指してサッカーを続けてください。
◎高橋祥平選手(大宮)
ここへきて皆が笑ってサッカーをやっているところを見られて僕も楽しかったです。こういった機会があればまた参加したいと思いますので高橋祥平という名前を忘れないでください。
◎渡辺泰広選手(新潟)
新潟から初めて南三陸にきて皆とサッカーができてとてもパワーをもらいました。コーチや僕らのプレーを参考にして今後のサッカー生活に活かしてほしいと思います。
◎桜井直人(OB)
サッカーだけじゃなく色々なことに一生懸命がんばってください。コーチも選手も小学生の時はたくさん練習をしました。皆もプロサッカー選手目指してたくさん練習してがんばってください。
◎佐伯直哉(OB)
南三陸にきて皆の顔を見てサッカーができてすごく良かったです。また、一緒にボールを蹴れたらいいなと思います。
◎小林慶行(OB)
楽しんでプレーする皆の姿を見て元気をもらいました。まだまだ大変なことがたくさんあると思いますがサッカーも勉強も全力でがんばってください。